モルモットの可愛い鳴き声は6種類ある!意味もちゃんとあるんです。

モルモットは初心者や一人暮らしでも飼いやすい動物として人気があります。

モルモットの鳴き声を聞き分けたことがありますか?

このページに来て下さている方はモルモットの鳴き声の種類が気になってきた方が多いのではないでしょうか?

ここではモルモットの鳴き声についてご紹介したいと思います。

モルモットが鳴く理由

モルモットはもともとは群れで集まって生活をする動物です。

そのためモルモット同士でコミュニケーションを図るために鳴き声やボディーランゲージを用いています。

もちろん野生ではモルモットの同士のコミュニケーションに使われていますが、飼い主にも同じようにコミュニケーションを取ろうとしてくれています。

モルモットの仕草や鳴き声の種類から感情を読み取ることでもっとモルライフが楽しくなりますよ!

モルモットの鳴き声は感情豊か

モルモットは普段はおとなしいですが、自分の気持ちを伝えるときはこれでもか!というくらいに気持ちを鳴き声で表現します。

その種類は大きく分けても6種類ありとても感情豊かなのです!

 

モルモットのカワイイ鳴き声6種



①キューイキューイ、キューキュー

②キュキュキュ、キーキー

③グルグル、グルルル

④ルルル~、ルルルルル…

⑤クイックイッ、プーイプーイ

⑥ホニョホニョ、プイプイ、キュイキュイ

詳しく紹介していきます!

①キューイキューイ、キューキュー

このように鳴くときは『興奮している』時です。

すこし興奮気味だったり、強い感情の現れるときにこの声を発します。

エサをもらう前などキューイキューイと鳴くときと同じ鳴き方です。

この鳴き方は何かを要求しているときなので、モルモットの気持ちを考え何を求めているのかを考えてあげると良いでしょう。

また、身を隠すハウスなどがない場合も「ハウスがないよ~」と訴えてくるときも同じ声を発します。

②キュキュキュ、キーキー

このように鳴くときは『警戒やおびえている』時です。

機嫌が悪いとき時などのあまり良くない感情の時に発します。

モルモットは警戒心が強いので、なにかに反応して鳴くことがあります。

高く大きな声で鳴く場合は何かに興奮しているかおびえていることが多いのでなるべく気にしてあげるようにしましょう。

また体を動かさず同じような鳴き方で鳴いている場合は、カラダのどこかに痛みを感じていることがあるかもしれません。

もし鳴き声が続くことがあればかかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。

③グルグル、グルルル

このように鳴くときは『警戒や恐怖、怒り』の時です。

やや低めの声で鳴きます。

モルモット同士で喧嘩しているときや、何かの音に対して恐怖や苛立ちを感じているときによく鳴きます。

このときはストレスを感じている場合が多いのでなるべくストレスを取り除いてあげましょう。

オス同士で飼育している場合は繁殖の時期になるとオス同士の喧嘩のような感じでお互いにこの声で鳴いているときもあります。

④ルルル~、ルルルルル…

このように鳴くときは『嬉しい、気持ちいいと感じている』時です。

飼い主に撫でられているときなどに発する声です。

いつもとは違い美味しいものを食べているときなどにもこのような声を発します。

また、メスとオスで飼育している場合は求愛の声で同じ声を出すこともあります。

⑤クイックイッ、プーイプーイ

このように鳴くときは『構ってほしい』時です。

寂しいときや、飼い主と距離を感じているときなどにこの声を発します。

ケージから出してあげたり、撫でてあげたり、普段とは違う場所で遊んであげるなどしてあげましょう。

多頭飼育している場合は他のモルモットと遊ぶときに「遊ぼうよ」などと言っているかのような声で近寄っていくときに同じ声を出します。

⑥ホニョホニョ、プイプイ、キュイキュイ

このように鳴くときは『ご機嫌、甘えている』時です。

小刻みに鳴くときもあれば、大きな声で鳴くときもあり個体差があります。

甘えたいときやお腹がすいているとき、外に出して遊んでほしいときなど、ご機嫌がいいときに鳴きます。

機嫌がいいときは1歩1歩歩くときにプイプイと言いながらお尻をあげて歩く姿はとってもかわいいですよ!

小刻みに鳴いているときはまるで鼻歌を歌っているような感じに聞こえるのも可愛いです。

モルモットの鳴き声はうるさくないの?

モルモットをまだ飼育したことが無い人は、

「モルモットって鳴くの?」「それって近所迷惑にならない?」

と不安になる人も多いですが安心してください!

モルモットは犬や猫の様に大きな声では鳴きません。

さらにずっと鳴いているわけではなく、何かを求めているときや機嫌がいいとき一瞬だけ鳴くことがあるので鳴き声を聞くもの意外とレアなのです。

全てのモルモットがうるさくないとは言い切れませんが、大体のモルモットは近所迷惑になるほど大きな声では鳴きません。

(といいますか、そんな大きな声で鳴く子を筆者は見たことがありませんので心配ないでしょう)

それでも鳴き声が気になる場合などはケージに毛布などを掛けてあげると声が抑えられます。

さらにモルモットも薄暗い環境になり落ち着くので鳴くことも少なくなります。

マンションなどでの飼育を考えている方にもおすすめの小動物です!

モルモットの鳴き声がうるさい時の3つの対処法

モルモットの鳴き声がうるさくて鳴き止んで欲しい場合の対処法は3つ

①小松菜やりんごなど野菜や果物を与える

②部屋を暗くする

③遊んであげる

①小松菜やりんごなど野菜や果物を与える

普段与えない小松菜やリンゴなどを与えて気分を変えてあげましょう。

モルモットが鳴くときは何かを求めているときや興奮時などが多いです。

小松菜やリンゴなど普段与えていないものを与えることでモルモットの気をそらしてあげることも1つの手法です。

②部屋を暗くする

モルモットは本来夜行性の動物です。

飼い主に合わせて朝や夜起きて飼い主と同じ時間を過ごす子も飼いモルモットには多く見られます。

しかし本来の習性に逆らって生活しているのでモルモット自体に全くストレスがかかっていないというわけではありません。

少なからず朝早く起きていることや日中に飼い主と一緒にお出かけしたり、部屋んぽをしたりするのはストレスをためることになります。

そのストレスから要求吠えの様に泣き出してしまう子も少なくありません。

そういったときは毛布にくるんだり小屋の上からタオルなどをかけて暗く温かい空間を作ってあげるようにしましょう。

落ち着ける空間があることでモルモットも安心します。

③遊んであげる

夜中に突然泣き出す子の場合、遊びや運動が足りていないことがあります。

モルモットもそれなりに運動が必要です。

一番は部屋の中を自由に動き回る時間「部屋んぽ」の時間や場所が取れれば一番いいのですが、なかなか時間やモルモットが走り回れる広さが取れないこともあります。

その場合には夜泣き(要求吠え)をすることも少なくありません。

ご飯も与えているのに…。部屋も薄暗く安心できるようにしてあげているのに…。

それでも吠える場合はたっぷりと遊んであげてから就寝するようにしましょう。

飼い主とのスキンシップが増えると自然とモルモットが興奮や要求で鳴くことが減ります。

ぺろぺろ舐めるのは喜んでいる証拠です

だんだんと飼い主になれてくると、モルモットから膝の上に乗ってきたり、指先を甘噛みの様にカジカジしてきたり、時にはぺろぺろと舐めてくることがあります。

ペロペロと舐めてくるようになったら、それはリラックスしている証!です。

もっともっと仲良くなると、膝の上で寝てくれたり、お風呂にも気持ちよさそうに入ってくれるようになります。

モルモットは人間よりもはるかに短い時間しか生きられません。

慣れるのにも時間はかかりますが、慣れてからの時間は限られています。

モルモットとたくさんスキンシップをとって、もっと仲良くなりましょう!